臨床試験結果臨床試験結果

疲労感軽減作用

ターメリックエキス(指標成分:ビサクロン400μg、デヒドロジンゲロン15μg)を含む試験食を摂取するターメリック群とプラセボ群の2つに分けて実施した臨床試験では、ターメリック群の方がプラセボ群よりも疲労感が改善しました。摂取8週目ではプラセボ群に対し疲労感が有意に低いことを確認しました。

疲労感のスコア(摂取前からの変化量)

【出典】
Biosci Microbiota Food Health. 2018 ; 37(2) : 25-29.

<試験概要>

【デザイン】プラセボ対照二重盲検比較試験
【被験者】20~64歳の男女、BMIが18kg/m2以上30kg/m2未満、 ASTが40U/L未満、ALTが45U/L未満
【試験食品】錠剤1日5錠、プラセボ食品またはター メリックエキス食品(指標成分:ビサクロン400μg、 デヒドロジンゲロン15μg)
【試験群】(1)プラセボ群、16名(2)ターメリックエ キス群、16名
【摂取期間】8週間(2014年5月~7月)
【試験方法】試験食品を8週間摂取して、0、4、8週目 に、POMSアンケート調査を実施
※プラセボ:ターメリック成分(ビサクロン、デヒドロジンゲロン)を含まな い、味や見た目がそっくりなもの
※POMSアンケート:一時的な気分、感情の状態 を測定する質問紙

クルクミンとビサクロンが
肝機能酵素値※1を改善する
作用メカニズム※2

※1 健康診断で測定できるγ-GTP、AST(GOT)、ALT(GPT)
※2 非臨床試験の結果から推定したメカニズムです。

様々な要因で、肝臓の炎症や酸化ストレスが引き起こされ、肝臓がダメージを受けます。肝臓がダメージを受け、肝細胞が損傷すると、γ-GTP、AST、ALTなどの酵素が血中で増加します。クルクミンとビサクロンは、肝臓の炎症や酸化ストレスを抑制することによって、肝細胞の損傷を抑え、血中の酵素値を低下させると考えられます。

出典:「NASH・NAFLDの診療ガイド2015」「臨床検査データブック2015-2016」
「薬理と治療Vol.44, No.4, 2016, p.593-602」

臨床試験結果臨床試験結果

肝機能酵素値の改善作用

クルクミン30mgとビサクロン400μgを含む試験食を摂取するターメリック群とプラセボ群の2つに分けて実施した臨床試験では、12週間を通してターメリック群の方がプラセボ群よりも肝機能酵素値であるγ-GTP値、AST値、ALT値が低いことを確認しました

γ-GTP値(摂取前からの変化量)

AST値(摂取前からの変化量)

ALT値(摂取前からの変化量)

【出典】

Jpn Pharmacol Ther. 2017 ; 45(2) : 243-252.

<試験概要>

【デザイン】プラセボ対照二重盲検比較試験

【被験者】20歳以上の男女、BMIが23kg/m2以上30kg/m2未満、 ASTが31~50U/L、ALTが31~50U/L

【試験食品】錠剤1日3錠、プラセボ食品またはター メリックエキス食品(クルクミン30mg+ビサクロン 400μg)

【試験群】(1)プラセボ群、13名(2)ターメリックエ キス群、15名

【摂取期間】12週間(2016年3月~6月)

【試験方法】0、4、8、12週目に、血中のγ-GTP・ AST・ALTの数値を測定

※プラセボ:ターメリック成分(クルクミン、ビサクロ ン)を含まない、味や見た目がそっくりなもの

ターメリックエキスが
肌の乾燥を緩和するメカニズム

※非臨床試験の結果から推定したメカニズムです。

紫外線を浴びて増加した肌細胞中の炎症物質は、肌の表皮の保湿成分を減少させます。ターメリックエキスは肌のダメージのもととなる炎症物質の産生を抑制し、さらに保湿成分のヒアルロン酸の産生を促すことが報告されています。この過程が肌の水分を保持し、乾燥の緩和につながると考えられます。

作用機序イメージ

出典:J Cosmet Dermatol. 2019;18:1866–1874.

臨床試験結果臨床試験結果

肌の保湿作用

ターメリックエキス(指標成分:ビサクロン400μg、デヒドロジンゲロン15μg)を含む試験食を摂取するターメリック群とプラセボ群の2つに分けて実施した臨床試験では、ターメリック群の方がプラセボ群よりも頬の皮膚水分量が増加しました。摂取4週目と8週目にはプラセボ群に対し肌の水分量が有意に高いことを確認しました。

肌の水分量(摂取前からの変化量)

【出典】
J Cosmet Dermatol. 2019 ; 18(6) : 1866- 1874.

<試験概要>
【デザイン】プラセボ対照二重盲検比較試験
【被験者】20~59歳の男女、スキンタイプII またはIII
【試験食品】錠剤1日3錠、プラセボ食品また はターメリックエキス食品(指標成分:ビサ クロン400μg、デヒドロジンゲロン15μg)
【試験群】(1)プラセボ群、15名(2)ターメ リックエキス群、14名
【摂取期間】8週間(2017年1月~3月)
【試験方法】0、4、8週目に、肌(頬)の皮膚 水分量を測定
※プラセボ:ターメリック成分(ビサクロン、デヒドロジンゲロン)を 含まない、味や見た目がそっくりなもの
※スキンタイプ:フィッツパトリック分類 で紫外線(UV)を浴びた時の皮膚の反応を6つに 分類したもの

閉じる